住宅営業マンなのにリクシルの営業マンと酒を飲むのが苦痛な私

私は人と会話することが嫌いなわけではありません。むしろ好きなほうです。

自分の考えを言ったり、知っていることを披露したりすることは楽しいと思うのです。

しかしそれは、気心の知れた友人や社内の人と会話をする場合に限定されています。

くだらないことを言い合って笑ったり、お酒を飲みに行ってくだらない話をするのは大好きです。

でも・・・。

これが初対面の人となるとぜ~んぜんダメなんですよねぇ。

飲み会に知り合いがいきなり知らない奴を連れてくるとか、めちゃムカつきます。

ほかにも仕事の延長線上で初対面のリクシルの営業マンと飲まないといけなくなるとか、すご~くイヤ。

無理に会話をしないといけないのって、自分にウソついてるからしんどいですよねぇ。

友達とか会社の人などの身内とは内輪の話でいくらでも盛り上がれます。

ほとんどがくだらない下ネタか上司の愚痴だったりですけど、話が途切れるということはありません。

でも、それが身内ではなくなった瞬間に私は殻に閉じこもります。特に初対面の人と会話するのはすごくイヤ。

初対面の相手でも好意が持てる人はいます。でも、初対面の人といる時は緊張するし、話のネタを考えるのが面倒臭いですからね。

友達や社内の人と会話する時は、すでに私がどんな人間なのかがバレていますからラクなんですね。

でも、初対面の人の前ではとたんにどんなキャラを演じればいいのかが分からなくなります。

よく住宅営業マンやってますよね、ほんと。

 

ザキヤマのような軽いノリでやり過ごす俺

展示場に来るお客さんは、ただ初対面だというだけではなく、当社の家に興味があって展示場に来てくれています。

もしかしたら当社の住宅を購入してくれるお客さんかもしれません。

よくしゃべる明るいお客さんならラクなんですけどね。

ぜんぜんしゃべらない暗~いお客さんの場合はしんどいですね。

もし私の会話がつまらなかったことで、本来当社で購入したかもしれないお客さんを他の会社に奪われてしまうかもしれないという恐怖が、私を震え上がらせるのです。

他の営業マンが対応していたら、当社で契約してもらえるかもしれないというその気持ちが私を萎縮させるのです。

 

そういった思いが頭のなかを駆け巡り、極度の緊張状態に陥ります。

この状態になってしまうと、回りから見ると大学を出たばかりの新入社員が初めて展示場に出て応対しているような感じですね。

もしかしたらもっとひどいかもしれません。中学生が職業体験をする授業で住宅展示場に来て、試しに展示場応対をしているようなものかもしれません。

初対面の人に対して緊張してしまうのは、どうやったって治る気がしません。

緊張しないようにすることは無理なので、私にはこの緊張をやり過ごす対処法があります。

それはアンタッチャブルのザキヤマの雰囲気で展示場応対をするということです。

 

「どーも、いらっしゃーせー!」

「いやー、いい天気ですねー!」

「あらあら、なんて賢そうなお顔のお子さんで!」

「どーですか奥さん!いいでしょ!最新のキッチンは!」

 

などと、心がこもっていない言葉をやけに明るい雰囲気で喋り続けるのです。

実際は緊張しているのですが、傍目には楽しく応対してるように見えることでしょう。

しかし、この作戦には重大な欠点があるのです。

応対が終わると疲れがどっとあふれ出るのです(笑)

 

自己紹介

はじめまして。

私は某住宅会社で営業マンをやっておりますアッキーと申します。

 

 

私のような者のブログを読んで頂きまして、ありがとうございます。

私は大学を出てすぐに住宅営業マンになりました。今年で13年目です。住宅営業マンになった理由は、就職情報誌に書いてあった賞与の額が高かったからです。

今でこそなんだかえらそうに営業ノウハウを語ったりしておりますが、7年目までは全然売れませんでした。年間1棟か2棟、よくて3棟でした。7年目には11ヵ月連続で契約がないという状態になりました。

私のせいで店のメンバーが営業報奨金をもらえないという月がよくありました。契約しないと店のメンバーから白い目で見られるというシステムを考えた人は悪魔だと思います。

このブログをはじめたのもその頃で、ひたすら仕事の愚痴を書き連ねてストレスを発散していました。

連続坊主が11カ月続いたその月に、私はこのサイトを通じてフッキーさんという方からメールをいただきました。フッキーさんは東北地方の方で、飲食チェーンの仕事を辞めて住宅営業に転職したという経歴の持ち主でした。

彼は住宅会社に転職した時に、店のメンバー全員から引き出しの中で腐らせていた土地なし客のアンケート名簿をもらったそうです。先輩たちは更地・建替客の名簿は渡さずに、土地なし客名簿だけをフッキーさんに渡したのです。彼は必然的に土地なし客に特化せざるをえなかったのですが、半年後には同期入社の営業なかで一番を取ってしまったそうなのです。

現在でも、彼が契約するお客さんの9割は土地なし客だそうです。そうなったきっかけは土地なし名簿ばかりをもらったことがきっかけではあることは間違いありません。

でも彼は「中途入社の営業は土地なし客に特化するべき」だと言います。その理由のひとつが「他の営業マンが避けるので社内競合が少ない」ということでした。中途入社の社員が社内競合なんかしたらひんしゅくをかいますからね。

でも最大の理由は「土地さえ決まったら家も契約してくれるから」だと言いました。

確かにそうです。土地さえ決まったら土地なし客は早いです。でもその土地がなかなか決まらないから苦労するんですよね。だからみんな土地なし客を避けるのです。

でも、フッキーさんは努力家でした。土地を売るための方法を猛勉強したそうです。そこで出会ったのが石川智忠という人です。

私はフッキーさんが使用したという石川智忠氏の動画マニュアルを購入して実践してみた結果、契約ができたのです。これには自分が一番驚きました。

7年目の8月に私は11ヵ月連続坊主を止める契約をしました。土地なしのお客さんを契約できたのですが、土地を案内した日の夜に「あの土地を契約したい」とお客さんのほうから電話がかかってきました。フリーの土地だったのですが、建物のほうも当社で契約してくれました。入社して初めて「自分の力で獲った」という実感のある契約でした。

これで私は土地なし客に味をしめ、翌月も土地なし客にターゲットを絞ったところ、運よく契約できました。それはまた他の分譲地の土地案内からの契約でした。店長から「やればできるじゃないか」と言われました。あんな言葉をかけてもらったのは中学生の頃以来だったかもしれません。

ここからが自分でも驚きなのですが、翌10月も1棟、11月はなんと2棟、12月も2棟、そして1月は1棟の契約。気が付けば半年間に8棟の契約をしていました。半年に一度契約するかしないかという成績だった私にとって、天文学的数字の契約棟数です。

それから6年経った現在、毎月2棟ペース、年間24棟ペースで契約ができるようになっています。(調子が悪いと年間20棟を切ることもあります)

これはリアルな話ですが、給与は100万円を超えます。出荷がまとまっている月は140万円を超えることもあります。

私が売れるようになれたのは、運がよかったからです。本気でそう思っています。才能はないです。

私はそもそも、あまり物事を要領よくこなすことができません。でも、土地なし客に特化してそこに全精力を注ぐ、という単純なやり方にはハマることができました。

「フッキーさんからメールがもらえたこと」「石川氏の営業手法にハマることができたこと」。この2つの運のために、私は売れるようになれました。

私はそれまでも数々の住宅営業ノウハウが書かれた本を購入して実践してきました。でも、絶対にまねできないようなことだったり、まねできたとしても家が売れるようになるものではありませんでした。田中敏則とか丸山景右といった名前を聞かれたことがありますでしょうか。彼らのような天才が書いたノウハウは、私にはダメでした。

しかし石川氏の営業手法は天才たちが語る営業手法とは全く違いました。こんな私でも実践でき、すぐに結果が伴いました。

そのマニュアルはそれなりに高額でしたが、今となってはその何十倍もの営業報酬を毎月得ているわけですから、安い買い物だったと言うべきかもしれません。かつては書店販売もされていたのですが、現在ではネット限定で販売されているだけのようです。一応リンクを こちら に貼っておきます。

私はこの営業手法を読者の皆様におすすめしているわけでは決してございません。この営業手法が「私には合っていた」ということです。家がなかなか売れない営業マンであっても、このようなきっかけにさえ出会えれば大きく変われる可能性がある、ということを知っていただきたいのです。

私は今、社内で「土地なし王」と呼ばれています。毎月複数棟を契約してくるけれど、契約するお客さんが全て土地なし客だからです。褒められているのかけなされているのか分かりません。

今も家が売れずに悩む住宅営業マンが、私のブログの中から覚醒のきっかけを得て頂けるとすれば、これほど幸せなことはありません。

今後もできる限り、皆様のためになるような優良な住宅営業ノウハウを公開していけるよう努力してまいりたいと思います。