日本人の人口は2055年になると、8500万人程に減少すると予測されています。これって結構、衝撃の数字ですよね。

一方で住宅の耐久性は技術革新によってどんどん伸びていますから、住宅着工件数が減っていくことは間違いのないことです。

実際に私の勤める会社においても、新卒の採用人数は10年前比べたら半分ほどに減っています。

少子化による売上の減少を免れるためには海外展開が考えられますが、現場での施工精度が必要とされる住宅産業には不向きです。住宅産業は国内で生きていくしかないというべきでしょう。

ここまで言ってしまうと、住宅営業には将来性がないと判断されてしまいそうですが決してそんなことはありません。

衣食住の一角である『住』を担う産業は、どのような時代でも必要とされます。炭鉱が閉鎖されるかのように日本から住宅産業が消えて無くなるということはありません。

特に住宅産業は多くの派生需要を生むため、不況になったときに政府が真っ先に打ち出す政策が「住宅ローン控除の拡充」だったりします。

アパレル業界や外食産業にだけ適用される優遇税制が実施されたというニュースは聞いたことがありません。住宅産業は景気浮揚の要(かなめ)に据えられるべき産業だと考えられているということです。

また、住宅営業の仕事はAI化やIT化の影響を受けにくいという強みがあります。

日本人の多くが洋服をZOZOTOWNやアマゾンで購入するようになれば、実際の店舗は必要なくなりアパレル産業の雇用は失われます。しかし住宅の場合は、そのような自動化が実現しにくいという面があります。

住宅営業の世界にIT化が進んでいないわけではありません。ウェブ版の総合住宅展示場もできましたし、住宅営業はカタログだけではなくiPadを持ち歩くようになりました。模型ではなく、CGで完成予想パースをお客さんに提示するようにもなりました。

しかし、それでもやはり住宅営業というひとりの人間が介在する余地が残ります。

2000円の洋服はクリックひとつで買えても、2000万円の住宅をクリックひとつで買う勇気はありません。

「これからは家を新築するよりも、中古住宅のリノベーションの時代が来る。」ということを唱える人もいます。

しかし私はそうならないと考えます。日本は欧米と、環境が全く異なるからです。

欧米では新婚の夫婦がわざわざ古い家を購入してリノベーションを楽しむといった文化がありますが、日本には無い発想です。

地震大国の日本では常に最新の耐震技術を取り入れることが求められるため、古い住宅はできるだけ解体しておいたほうがよいという発想になります。

気持ちの面でも借家として住むアパートは中古であっても許せますが、大金を払って購入する家は新築でなければ嫌だというのが日本人の発想です。

住宅の需要が減っていくことは間違いありませんが、それだけ住宅会社も採用人数を減らします。家を契約する力さえつけておけば定年まで働けるでしょう。

 

自己紹介

はじめまして。

私は某住宅会社で営業マンをやっておりますアッキーと申します。

 

 

私のような者のブログを読んで頂きまして、ありがとうございます。

私は大学を出てすぐに住宅営業マンになりました。今年で13年目です。住宅営業マンになった理由は、就職情報誌に書いてあった賞与の額が高かったからです。

今でこそなんだかえらそうに営業ノウハウを語ったりしておりますが、7年目までは全然売れませんでした。年間1棟か2棟、よくて3棟でした。7年目には11ヵ月連続で契約がないという状態になりました。

私のせいで店のメンバーが営業報奨金をもらえないという月がよくありました。契約しないと店のメンバーから白い目で見られるというシステムを考えた人は悪魔だと思います。

このブログをはじめたのもその頃で、ひたすら仕事の愚痴を書き連ねてストレスを発散していました。

連続坊主が11カ月続いたその月に、私はこのサイトを通じてフッキーさんという方からメールをいただきました。フッキーさんは東北地方の方で、飲食チェーンの仕事を辞めて住宅営業に転職したという経歴の持ち主でした。

彼は住宅会社に転職した時に、店のメンバー全員から引き出しの中で腐らせていた土地なし客のアンケート名簿をもらったそうです。先輩たちは更地・建替客の名簿は渡さずに、土地なし客名簿だけをフッキーさんに渡したのです。彼は必然的に土地なし客に特化せざるをえなかったのですが、半年後には同期入社の営業なかで一番を取ってしまったそうなのです。

現在でも、彼が契約するお客さんの9割は土地なし客だそうです。そうなったきっかけは土地なし名簿ばかりをもらったことがきっかけではあることは間違いありません。

でも彼は「中途入社の営業は土地なし客に特化するべき」だと言います。その理由のひとつが「他の営業マンが避けるので社内競合が少ない」ということでした。中途入社の社員が社内競合なんかしたらひんしゅくをかいますからね。

でも最大の理由は「土地さえ決まったら家も契約してくれるから」だと言いました。

確かにそうです。土地さえ決まったら土地なし客は早いです。でもその土地がなかなか決まらないから苦労するんですよね。だからみんな土地なし客を避けるのです。

でも、フッキーさんは努力家でした。土地を売るための方法を猛勉強したそうです。そこで出会ったのが石川智忠という人です。

私はフッキーさんが使用したという石川智忠氏の動画マニュアルを購入して実践してみた結果、契約ができたのです。これには自分が一番驚きました。

7年目の8月に私は11ヵ月連続坊主を止める契約をしました。土地なしのお客さんを契約できたのですが、土地を案内した日の夜に「あの土地を契約したい」とお客さんのほうから電話がかかってきました。フリーの土地だったのですが、建物のほうも当社で契約してくれました。入社して初めて「自分の力で獲った」という実感のある契約でした。

これで私は土地なし客に味をしめ、翌月も土地なし客にターゲットを絞ったところ、運よく契約できました。それはまた他の分譲地の土地案内からの契約でした。店長から「やればできるじゃないか」と言われました。あんな言葉をかけてもらったのは中学生の頃以来だったかもしれません。

ここからが自分でも驚きなのですが、翌10月も1棟、11月はなんと2棟、12月も2棟、そして1月は1棟の契約。気が付けば半年間に8棟の契約をしていました。半年に一度契約するかしないかという成績だった私にとって、天文学的数字の契約棟数です。

それから6年経った現在、毎月2棟ペース、年間24棟ペースで契約ができるようになっています。(調子が悪いと年間20棟を切ることもあります)

これはリアルな話ですが、給与は100万円を超えます。出荷がまとまっている月は140万円を超えることもあります。

私が売れるようになれたのは、運がよかったからです。本気でそう思っています。才能はないです。

私はそもそも、あまり物事を要領よくこなすことができません。でも、土地なし客に特化してそこに全精力を注ぐ、という単純なやり方にはハマることができました。

「フッキーさんからメールがもらえたこと」「石川氏の営業手法にハマることができたこと」。この2つの運のために、私は売れるようになれました。

私はそれまでも数々の住宅営業ノウハウが書かれた本を購入して実践してきました。でも、絶対にまねできないようなことだったり、まねできたとしても家が売れるようになるものではありませんでした。田中敏則とか丸山景右といった名前を聞かれたことがありますでしょうか。彼らのような天才が書いたノウハウは、私にはダメでした。

しかし石川氏の営業手法は天才たちが語る営業手法とは全く違いました。こんな私でも実践でき、すぐに結果が伴いました。

そのマニュアルはそれなりに高額でしたが、今となってはその何十倍もの営業報酬を毎月得ているわけですから、安い買い物だったと言うべきかもしれません。かつては書店販売もされていたのですが、現在ではネット限定で販売されているだけのようです。一応リンクを こちら に貼っておきます。

私はこの営業手法を読者の皆様におすすめしているわけでは決してございません。この営業手法が「私には合っていた」ということです。家がなかなか売れない営業マンであっても、このようなきっかけにさえ出会えれば大きく変われる可能性がある、ということを知っていただきたいのです。

私は今、社内で「土地なし王」と呼ばれています。毎月複数棟を契約してくるけれど、契約するお客さんが全て土地なし客だからです。褒められているのかけなされているのか分かりません。

今も家が売れずに悩む住宅営業マンが、私のブログの中から覚醒のきっかけを得て頂けるとすれば、これほど幸せなことはありません。

今後もできる限り、皆様のためになるような優良な住宅営業ノウハウを公開していけるよう努力してまいりたいと思います。