斉藤孝安が信頼できるワケ

斉藤孝安氏は1963年茨城県守谷市生まれの営業マンです。大学卒業後に箕輪不動産という当時は規模が小さかった住宅会社に入社しますが、グングン頭角を現し、入社5年で同社史上最年少で営業次長になってしまった強者です。彼のおかげで箕輪不動産は全国で28位の規模にまで躍進しました。

その後、箕輪不動産グループから独立した株式会社ハウスプラザという住宅会社の初代営業部長となり、彼が率いた部署で住宅を7000軒販売し、常務、取締役副社長へと昇進したという伝説の営業マンです。

斉藤孝安

彼は新卒で箕輪不動産に入社するわけですが、入社3ヵ月目からコンスタントに成績を上げたという天性の才能の持ち主です。1ヵ月に1棟契約ができれば超優秀とされる住宅営業の世界で、なんと月5棟のノルマを自分に課してそれを実現したという恐ろしい人です。こういう人を天才というのだと思います。

 

住宅営業のコツを斉藤氏から学べる人と学べない人

斉藤氏は上司にもお客さんにも物怖じせず、言わなければならないことは臆せずズバッと言うタイプで、それでいて可愛がられるという才能を持ち合わせています。我々凡人には真似ができないことです。凡人は、言わなければいけないことは後回しにし、追いつめられたときに仕方なく本当のことを言うので信用を失うのです。嫌われるのが怖いですからね。

ダメな営業マンは耳障りの良いことばかりを先に言うので最初は受け入れられますが、最後は嫌われて終わりです。最初から嫌われることを恐れずに本当のことをズバズバ言える人というのは生まれ持って心臓が強い人です。そういう人が必ずしも営業に向いているわけではないのでしょうけど、ハマるとお客さんの強い信頼を得られる営業になれるのでしょう。

その典型が斉藤孝安氏です。で、ここからが問題なのですが、売れない営業マンにとって斉藤氏の営業スタイルが参考になるかといえば、それは微妙です。少なくとも私のような超遠慮型人間にとっては絶対にマネができないスタイルです。

私はそもそも鶏の心臓と同じくらいの大きさの心臓しか持っておらず、「これを言って相手を怒らせたらどうしよう」「あれを伝えて嫌われたらどうしよう」と考えているので、いつもオドオドしてしまいます。上司やお客さんにズバッと意見するなんてことは到底考えられません。そもそも自分の考えに自信が無いのですから、意見を言って間違っていることがあとで分かることが怖いのです

私のような女々しさを持っている営業マンは、斉藤孝安にはなれません。ただし、もともと図太い神経を持っていて他人に対して意見をハッキリ言える人であれば斉藤氏をマネすることでより成績が上がるかもしれません。彼の営業本は経験と実績に裏打ちされた魂のこもった内容です。

「三つ子の魂百まで」ということわざがあります。人間の性格というものは3歳くらいになると見え隠れするようになり、その性格は死ぬまで変わることが無いという意味です。気が小さい人間に生まれてきたにも拘わらず、途中から図太い人間になれるとは思いません。その性格とは一生付き合わなければいけません。

ただし気が小さいというのはデメリットである反面、長所でもあります。気が小さいからこそお客さんが出すシグナルを機敏に感じ取ることができますし、気が小さいからこそ強力な武器を手に入れないといけないという動機付けが強くなります。

斉藤孝安氏は住宅営業ノウハウ本を一冊しか出していません。これはすばらしいことです。一人で20種類以上の住宅営業本を出版している人もいます。本来、どうすれば売れるようになるかの核心は1冊の本で語りつくせるはずです。追加で伝えたいことがあれば一度出版した本の改訂版を出せばいいだけです。たくさん本を出版するのはお金儲けでしかありません。

特に、売れない営業マンはマニュアル本を読んだだけで自分が生まれ変わったような錯覚に陥りがちです。本を読むことで脳内にアドレナリンが出ますので、一時的にやる気になります。

でもその効果はすぐに消失します。それでまた新しい営業本を購入してアドレナリンを出して満足します。営業マニュアル本にはそういった中毒性があり、ます。住宅営業マニュアル中毒患者にならないようにしないといけません。

 

自己紹介

はじめまして。

私は某住宅会社で営業マンをやっておりますアッキーと申します。

 

 

私のような者のブログを読んで頂きまして、ありがとうございます。

私は大学を出てすぐに住宅営業マンになりました。今年で13年目です。住宅営業マンになった理由は、就職情報誌に書いてあった賞与の額が高かったからです。

今でこそなんだかえらそうに営業ノウハウを語ったりしておりますが、7年目までは全然売れませんでした。年間1棟か2棟、よくて3棟でした。7年目には11ヵ月連続で契約がないという状態になりました。

私のせいで店のメンバーが営業報奨金をもらえないという月がよくありました。契約しないと店のメンバーから白い目で見られるというシステムを考えた人は悪魔だと思います。

このブログをはじめたのもその頃で、ひたすら仕事の愚痴を書き連ねてストレスを発散していました。

連続坊主が11カ月続いたその月に、私はこのサイトを通じてフッキーさんという方からメールをいただきました。フッキーさんは東北地方の方で、飲食チェーンの仕事を辞めて住宅営業に転職したという経歴の持ち主でした。

彼は住宅会社に転職した時に、店のメンバー全員から引き出しの中で腐らせていた土地なし客のアンケート名簿をもらったそうです。先輩たちは更地・建替客の名簿は渡さずに、土地なし客名簿だけをフッキーさんに渡したのです。彼は必然的に土地なし客に特化せざるをえなかったのですが、半年後には同期入社の営業なかで一番を取ってしまったそうなのです。

現在でも、彼が契約するお客さんの9割は土地なし客だそうです。そうなったきっかけは土地なし名簿ばかりをもらったことがきっかけではあることは間違いありません。

でも彼は「中途入社の営業は土地なし客に特化するべき」だと言います。その理由のひとつが「他の営業マンが避けるので社内競合が少ない」ということでした。中途入社の社員が社内競合なんかしたらひんしゅくをかいますからね。

でも最大の理由は「土地さえ決まったら家も契約してくれるから」だと言いました。

確かにそうです。土地さえ決まったら土地なし客は早いです。でもその土地がなかなか決まらないから苦労するんですよね。だからみんな土地なし客を避けるのです。

でも、フッキーさんは努力家でした。土地を売るための方法を猛勉強したそうです。そこで出会ったのが石川智忠という人です。

私はフッキーさんが使用したという石川智忠氏の動画マニュアルを購入して実践してみた結果、契約ができたのです。これには自分が一番驚きました。

7年目の8月に私は11ヵ月連続坊主を止める契約をしました。土地なしのお客さんを契約できたのですが、土地を案内した日の夜に「あの土地を契約したい」とお客さんのほうから電話がかかってきました。フリーの土地だったのですが、建物のほうも当社で契約してくれました。入社して初めて「自分の力で獲った」という実感のある契約でした。

これで私は土地なし客に味をしめ、翌月も土地なし客にターゲットを絞ったところ、運よく契約できました。それはまた他の分譲地の土地案内からの契約でした。店長から「やればできるじゃないか」と言われました。あんな言葉をかけてもらったのは中学生の頃以来だったかもしれません。

ここからが自分でも驚きなのですが、翌10月も1棟、11月はなんと2棟、12月も2棟、そして1月は1棟の契約。気が付けば半年間に8棟の契約をしていました。半年に一度契約するかしないかという成績だった私にとって、天文学的数字の契約棟数です。

それから6年経った現在、毎月2棟ペース、年間24棟ペースで契約ができるようになっています。(調子が悪いと年間20棟を切ることもあります)

これはリアルな話ですが、給与は100万円を超えます。出荷がまとまっている月は140万円を超えることもあります。

私が売れるようになれたのは、運がよかったからです。本気でそう思っています。才能はないです。

私はそもそも、あまり物事を要領よくこなすことができません。でも、土地なし客に特化してそこに全精力を注ぐ、という単純なやり方にはハマることができました。

「フッキーさんからメールがもらえたこと」「石川氏の営業手法にハマることができたこと」。この2つの運のために、私は売れるようになれました。

私はそれまでも数々の住宅営業ノウハウが書かれた本を購入して実践してきました。でも、絶対にまねできないようなことだったり、まねできたとしても家が売れるようになるものではありませんでした。田中敏則とか丸山景右といった名前を聞かれたことがありますでしょうか。彼らのような天才が書いたノウハウは、私にはダメでした。

しかし石川氏の営業手法は天才たちが語る営業手法とは全く違いました。こんな私でも実践でき、すぐに結果が伴いました。

そのマニュアルはそれなりに高額でしたが、今となってはその何十倍もの営業報酬を毎月得ているわけですから、安い買い物だったと言うべきかもしれません。かつては書店販売もされていたのですが、現在ではネット限定で販売されているだけのようです。一応リンクを こちら に貼っておきます。

私はこの営業手法を読者の皆様におすすめしているわけでは決してございません。この営業手法が「私には合っていた」ということです。家がなかなか売れない営業マンであっても、このようなきっかけにさえ出会えれば大きく変われる可能性がある、ということを知っていただきたいのです。

私は今、社内で「土地なし王」と呼ばれています。毎月複数棟を契約してくるけれど、契約するお客さんが全て土地なし客だからです。褒められているのかけなされているのか分かりません。

今も家が売れずに悩む住宅営業マンが、私のブログの中から覚醒のきっかけを得て頂けるとすれば、これほど幸せなことはありません。

今後もできる限り、皆様のためになるような優良な住宅営業ノウハウを公開していけるよう努力してまいりたいと思います。