住宅ローンの申し込み業務はかなり面倒な仕事

住宅営業マンの我々が必ずやらなければならない業務のひとつが住宅ローンの申し込みですよね。

私の感覚では家を購入する客のうち、住宅ローンを利用せずにキャッシュで買う人は10人に1人くらいでしょうか。

9割の客は住宅ローンを利用するわけですね。

住宅ローンは“お客さんが”家を購入するために、“お客さんが”銀行からお金を借りるものです。

ですからお客さんが自分で銀行を探してきて、必要書類を揃えて申し込めばいいと思うのです。

ところが。ところが。

住宅業界って、家を建てる際にお客さんがやらなければならない面倒なことを営業マンが代わりにやってあげることが常識なんですよね。

営業マンは何でもしなくちゃいけない(汗

とりあえず、銀行選ぶのがしんどい。

三菱UFJやみずほといった都市銀行のほかに、武蔵野銀行、横浜銀行といった地方銀行があります。

どんな小さな銀行にも必ず住宅ローンは用意されています。

多くの銀行の中からどの銀行を選んで住宅ローンを申し込めばいいのかを、お客さんはあまり自分で判断してくれません。

だから住宅の営業マンである私が判断しないといけない。

単純に金利が安い変動金利の住宅ローンを選ぶと、数年後に金利が上がって恨まれそうですし。

多少金利が高くても固定金利を選ぶと、世の中の金利が下がったときにお客さんから恨まれそうですし。

一番困るのが、「どれがいいと思います?」と聞いてくるお客さん。

そこは自分で決めてよ~~(泣)

責任持てないっすから~~(泣)

住宅ローンを借りる銀行が決定したとしても、ここからが大変です。

銀行ってのは「ぜひうちの住宅ローンを利用してください!」と低姿勢で宣伝しているクセに、いざ申し込む段階になると面倒なことばかり言ってきます。

まず、本当に借りられるかどうか事前に審査をしてもらうための事前審査。

事前審査が通ったら、今度は正式な申し込み手続き。

ここからさらに地獄です。とにかく書類が多すぎなんですよね。

借入申込書、個人情報に関する同意書、団体信用生命保険特約、免許証の写し・印鑑証明書・住民票・源泉徴収表・住民税決定通知書・確定申告書。

まだまだあります。

家の請負契約書の写し、建築確認済証、検査済証、土地の登記簿謄本、建物の登記簿謄本、土地の公図、住宅地図。連帯保証人の印鑑証明。

この中の住民票や印鑑証明の数は銀行によって必要な枚数が変わってきます。

もうイヤっ!!

「家は売るけど住宅ローンの手続きは自分たちでやってくれよ!」

と大声で叫んで、布団にくるまりたくなる私なのです。

 

住宅ローンなんてお客さんが自分で申し込めばよくね?

住宅ローンの申し込みが面倒なのは、住宅営業がしゃしゃり出て代行しようとするからなのです。

そもそも他人のローンの申し込みを代行しようという行為が間違っているのです。お客さんが自分で申し込むのが一番なのです。

都市銀行はすべてインターネット上で住宅ローンの申し込み方法が分かるようになっています。

みずほ銀行

三菱東京UFJ銀行

三井住友銀行

りそな銀行

私が担当するエリアの地方銀行もそれぞれ、ネット上で住宅ローンの申し込み方法について知ることができます。

横浜銀行

神奈川銀行

それぞれのサイトの中で個人が住宅ローンを申し込むための審査の申し込み方から本申し込み時の必要書類まで、すべてこと細かく記載されています。

申し込もうと思えば、誰だってできますよ!銀行だって商売なんですから!

もーーイヤッ!

 

自己紹介

はじめまして。

私は某住宅会社で営業マンをやっておりますアッキーと申します。

 

 

私のような者のブログを読んで頂きまして、ありがとうございます。

私は大学を出てすぐに住宅営業マンになりました。今年で13年目です。住宅営業マンになった理由は、就職情報誌に書いてあった賞与の額が高かったからです。

今でこそなんだかえらそうに営業ノウハウを語ったりしておりますが、7年目までは全然売れませんでした。年間1棟か2棟、よくて3棟でした。7年目には11ヵ月連続で契約がないという状態になりました。

私のせいで店のメンバーが営業報奨金をもらえないという月がよくありました。契約しないと店のメンバーから白い目で見られるというシステムを考えた人は悪魔だと思います。

このブログをはじめたのもその頃で、ひたすら仕事の愚痴を書き連ねてストレスを発散していました。

連続坊主が11カ月続いたその月に、私はこのサイトを通じてフッキーさんという方からメールをいただきました。フッキーさんは東北地方の方で、飲食チェーンの仕事を辞めて住宅営業に転職したという経歴の持ち主でした。

彼は住宅会社に転職した時に、店のメンバー全員から引き出しの中で腐らせていた土地なし客のアンケート名簿をもらったそうです。先輩たちは更地・建替客の名簿は渡さずに、土地なし客名簿だけをフッキーさんに渡したのです。彼は必然的に土地なし客に特化せざるをえなかったのですが、半年後には同期入社の営業なかで一番を取ってしまったそうなのです。

現在でも、彼が契約するお客さんの9割は土地なし客だそうです。そうなったきっかけは土地なし名簿ばかりをもらったことがきっかけではあることは間違いありません。

でも彼は「中途入社の営業は土地なし客に特化するべき」だと言います。その理由のひとつが「他の営業マンが避けるので社内競合が少ない」ということでした。中途入社の社員が社内競合なんかしたらひんしゅくをかいますからね。

でも最大の理由は「土地さえ決まったら家も契約してくれるから」だと言いました。

確かにそうです。土地さえ決まったら土地なし客は早いです。でもその土地がなかなか決まらないから苦労するんですよね。だからみんな土地なし客を避けるのです。

でも、フッキーさんは努力家でした。土地を売るための方法を猛勉強したそうです。そこで出会ったのが石川智忠という人です。

私はフッキーさんが使用したという石川智忠氏の動画マニュアルを購入して実践してみた結果、契約ができたのです。これには自分が一番驚きました。

7年目の8月に私は11ヵ月連続坊主を止める契約をしました。土地なしのお客さんを契約できたのですが、土地を案内した日の夜に「あの土地を契約したい」とお客さんのほうから電話がかかってきました。フリーの土地だったのですが、建物のほうも当社で契約してくれました。入社して初めて「自分の力で獲った」という実感のある契約でした。

これで私は土地なし客に味をしめ、翌月も土地なし客にターゲットを絞ったところ、運よく契約できました。それはまた他の分譲地の土地案内からの契約でした。店長から「やればできるじゃないか」と言われました。あんな言葉をかけてもらったのは中学生の頃以来だったかもしれません。

ここからが自分でも驚きなのですが、翌10月も1棟、11月はなんと2棟、12月も2棟、そして1月は1棟の契約。気が付けば半年間に8棟の契約をしていました。半年に一度契約するかしないかという成績だった私にとって、天文学的数字の契約棟数です。

それから6年経った現在、毎月2棟ペース、年間24棟ペースで契約ができるようになっています。(調子が悪いと年間20棟を切ることもあります)

これはリアルな話ですが、給与は100万円を超えます。出荷がまとまっている月は140万円を超えることもあります。

私が売れるようになれたのは、運がよかったからです。本気でそう思っています。才能はないです。

私はそもそも、あまり物事を要領よくこなすことができません。でも、土地なし客に特化してそこに全精力を注ぐ、という単純なやり方にはハマることができました。

「フッキーさんからメールがもらえたこと」「石川氏の営業手法にハマることができたこと」。この2つの運のために、私は売れるようになれました。

私はそれまでも数々の住宅営業ノウハウが書かれた本を購入して実践してきました。でも、絶対にまねできないようなことだったり、まねできたとしても家が売れるようになるものではありませんでした。田中敏則とか丸山景右といった名前を聞かれたことがありますでしょうか。彼らのような天才が書いたノウハウは、私にはダメでした。

しかし石川氏の営業手法は天才たちが語る営業手法とは全く違いました。こんな私でも実践でき、すぐに結果が伴いました。

そのマニュアルはそれなりに高額でしたが、今となってはその何十倍もの営業報酬を毎月得ているわけですから、安い買い物だったと言うべきかもしれません。かつては書店販売もされていたのですが、現在ではネット限定で販売されているだけのようです。一応リンクを こちら に貼っておきます。

私はこの営業手法を読者の皆様におすすめしているわけでは決してございません。この営業手法が「私には合っていた」ということです。家がなかなか売れない営業マンであっても、このようなきっかけにさえ出会えれば大きく変われる可能性がある、ということを知っていただきたいのです。

私は今、社内で「土地なし王」と呼ばれています。毎月複数棟を契約してくるけれど、契約するお客さんが全て土地なし客だからです。褒められているのかけなされているのか分かりません。

今も家が売れずに悩む住宅営業マンが、私のブログの中から覚醒のきっかけを得て頂けるとすれば、これほど幸せなことはありません。

今後もできる限り、皆様のためになるような優良な住宅営業ノウハウを公開していけるよう努力してまいりたいと思います。